やりたいことがない人のための企業研究
将来やりたいこと、ありませんよね。
私もそうでした。就職できればいいや。そんなこと思ってました。バブル時代はそういう人ですら引く手数多だったらしいですが、このご時世、そんなんじゃ就職できません。
ちゃんとやりたいことを考えて就職活動を始めて欲しいです。
目次
そうはいってもやりたいことがない
すごいわかります。とりあえずそこそこのお金がもらえて、きつい労働とか残業がなければなんでもいいんですよね。すごいわかります。
実際就活を始めて、企業の説明会に行ってみると、そんな条件のいいところは本当にそこに行きたいと考えている人しか行けないような企業ばっかりです。
それを知らないと落ちに落ちまくって結局なんだかよくわからない企業に行く羽目になります。
ただ、行きたい業界があると、実はそれでもいいやって思えるのです。それが業界研究、企業研究です。
やりたくないことは
やりたいことはなくとも、やりたくないことはあるはずですよね。
まずはそこから見つけていきましょう。
例えば、飲食店はどうでしょうか。飲食店が悪いと言っているわけではないです。ないですが、理系で勉強しているような人には、あんまり興味ないのでしょうか。
他にもトイレ掃除のおじさんはどうでしょうか。宅急便のトラックの運転手はどうでしょうか。
重ねて言いますが、これらの職業がダメとか言っているつもりはありません。やりたいことがこれといってない人でも、別段やりたいとすら思わないでしょう。
それがなぜなのかを考えるのが重要です。
似ている業界から共通点を見つける
業界地図などを使って興味ある分野に丸をつけて行って、リストアップしてみてください。
そのなかから共通点を見つけます。
ものづくりならものづくりで、どんな系統の物を作りたいのか。大きいものか小さいものか、電気的なものか機械的なものか、鉄なのか木なのか。
飛行機なのかロケットなのか、車なのか。
細かく見て行って、その中から共通点を見つけましょう。どんなマニアック分野でもいいです。
業界地図に一つしか企業が載ってなくてもいいです。
ネットで探せばどんどんそれに関連した企業や、そういうものを扱っている会社が見つかりますので。
最低2つには絞りましょう。そのどっちかの業界に行ければいいやと思えるような業界が見つかればしめたものです。
できたら1つがいいですけどね。
理由としては1つの業界に企業は少なくとも10~20はあるからです。2つの業界を受けるならそれだけで40とか50になります。
ぶっちゃけ無理です。超大変です。ES書くだけでも苦痛になってきますし、面接も恐ろしいほどの量になります。
だからできたら1つに絞りましょう。2つ選ぶとしても、添える程度に選びましょう。
企業研究
業界が選べたら次は企業研究です。ぶっちゃけ私はこれほとんどやっていなかったです。
面接の直前に社是と主な製品を見てちょろっと企業を見ただけです。
やっておけばよかったともそんなに思っていないです。やるとしても超行きたい企業3社くらいだけやっておけばいいと思います。
やる内容も、OB訪問、カタログを読み込むなど山ほどありますので、面倒臭いことこの上ないです。
だから、企業単位でなく、業界単位で行きたい業界が見つけられると楽です。
それでも本当にやりたいことが全く見つからなかった人は精密機器業界でも見ておけばいいんじゃないでしょうか。参考程度に。
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- やりたいことがない人のための企業研究
ずっと昔、当時自分が書いて、恥ずかしくなってお蔵入りしていたシリーズを、久しぶりに見つけて読んでいたら、今でも通じるような、なんとなくいいことが書いてあるような気がしたので、そのまま載せています。
外見重視のところはちょっと今時とは違うかもしれないけれど、芯の部分は今も大事にしています。社会人(大人?)になって随分経ってから読むと、たしかにな、とたまに思ったりもするので、まだ現代においては的外れなことは言っていないと思います。
連載通して言いたいことをまとめると、2つ。
①自分に自信を持ちましょう。
②物事には良い面と悪い面が両方あり、そのどっちをとるかは自分次第
ということかな?
【追記 2020/7/20】