就活における自己分析の重要性と面接ネタの探し方
就活において自分のことを相手に知ってもらうことは何よりも大事です。自分を相手に売り込み、相手にどう見られるかを意識しなければ如何にもこうにもなりません。
そのためには自分のことを詳しく知る必要があります。自分のことを誰よりも知って、何を質問されてもいくらでも相手に説明できるような状態にしておかなければなりません。
そこで必要となるのが自己分析というものです。
目次
自分とはどういう人かを知るだけじゃない
自己分析とはなんでしょうか。
自己分析とは、「自分を探る」作業のことです。就活の際の自己分析とは、「どんなシゴトがしたいか」「どんなシゴトが自分に向いているか」「どんな会社に行きたいか」を認識・理解することといえます。
via 自己分析とは - コトバンク
自分のことを知るとともに、就活においては、自分がどんな企業に就職したいか、どんな社会人になっていたいかを考えることまで含まれているそうです。
自分には当然のことでも他の人にとっては当然ではない
まずは、自分がどんな人なのかという部分に着目して自己分析を行ってみましょう。
自分のスペックを見つけるにて書きましたが、20歳にもなれば、意識せず小さい頃から続けていることが2つ3つ、それ以上に絶対あるはずです。
それをなるべく多く見つけ出し、列挙して比較し、自分とはどんな人なのかと考えるのが自己分析を行う方法で一番楽だと思います。
楽だと思う一番の理由は、列挙した続けてきたことが、そのまま面接でしゃべれる具体例に直結するからです。
例えばどんなもの
例えばこんなのが自分を端的に表しているというものをあげてみます。
- そろばんをずっとやっている
- 小さい頃からずっと日記を毎日書いている
- 破けた服などにパッチを当てて直している
- 宿題を一回も忘れたことがない
- お風呂掃除はずっと自分が担当していた
- 目覚ましがなくても起きたい時間に絶対起きられる
- そういえば電車で必ず席をゆずる
- 16歳でバイク免許を取ってから毎日バイクに乗っている
- ネトゲのβ版があればずっと参加している
上げればきりがありません。みなさんはこれを見てどう思ったでしょうか。あ、自分もこれやってるよ、という人もいれば、こんなのやってる人いないだろ、というようなこともあると思います。
実はここに書いたのは私の知人が実際に行っていたことです。具体例一個を見るだけで、なんとなくこの人はこんな人なのかな?と想像できることがポイントです。
もう一つのポイントは、抽象度が高くない、とても具体的なことを探すということです。こちらは今後改めて別記事にて説明します。
それって本当に自分を表しているのか?
集団面接などにいくと、私は○○でリーダーをやってました。××で副代表をやってましたという人をかなりの数見つけることがあります。たしかに、真面目に団体に所属していて、その実績が認められてそういう役職につくのはすごいことです。一つの強みや差別化点です。
しかしリーダーをやっているから、自分がどういう人かというのは一概に言えるとは限りません。
たまたま大学の部活でやっているスポーツがうまかったからリーダーをやっているのか、または周りからの人望が厚いからリーダーをやっていたのか、いろいろあります。
そういう意味でリーダーをやっていたという情報は自分を知ってもらう上ではあまり役に立たないこともあります。
もちろん小中高大と野球をやってきて、全部主将をやっていたとかなら話は別です。それはおそらく自分の気質ですし、そうそう今後も変わるようなものではないので立派な個性と言えるでしょう。
そもそも本当か嘘か知らないですが、就活中では学生の代表が増えすぎてもはや面接官の人たちは何も感じなくなっている気があるので、軽い気持ちで使わないほうがいいと思います。
ちなみに、よくネタとして挙がる、『私は潤滑油です』なんてその最たるものだと思ってもらってもいいと思います。
結局は差別化ですから、他の人が使わない例をしっかり探して、自分だけの具体例を探すのが、自己分析で一番大事なことです。
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ずっと昔、当時自分が書いて、恥ずかしくなってお蔵入りしていたシリーズを、久しぶりに見つけて読んでいたら、今でも通じるような、なんとなくいいことが書いてあるような気がしたので、そのまま載せています。
外見重視のところはちょっと今時とは違うかもしれないけれど、芯の部分は今も大事にしています。社会人(大人?)になって随分経ってから読むと、たしかにな、とたまに思ったりもするので、まだ現代においては的外れなことは言っていないと思います。
連載通して言いたいことをまとめると、2つ。
①自分に自信を持ちましょう。
②物事には良い面と悪い面が両方あり、そのどっちをとるかは自分次第
ということかな?
【追記 2020/7/20】