XF35mm F1.4 Rこそが、本物の神レンズ。FUJIFILMのカメラを手に入れたら、とりあえず買っとくべし
2022/02/07
山の数ほどあるレンズ。その中で、「神」の名を関するレンズはいくつあるのだろうか。
FUJIFILMにおいても、神レンズと呼ばれるレンズは、いくつかある。
自分が気に入ったレンズを、神レンズと呼称するから、神レンズは、何種類も存在してしまう。
色々な理由で神レンズに推薦される。使い勝手が良いから、写りが良いから、カッコ良いから。
しかし、「神」はそんなに安売りしてはいけない。
何をおいても、そのレンズで撮りたくなる凄み。
誰もが畏怖を感じる唯一のレンズこそが、唯一神レンズ(ゆいいつしんれんず?)
みんなが挙げる神レンズ群の中から、ほぼ絶対に抜けることの無い、神の中の神レンズが、FUJIFILMにおいては存在する。
誰もが認める神レンズ、その名は「XF35mm F1.4 R」
Xシリーズ最初のレンズにして、唯一の神の名を勝ち取るもの。
昨年、X-E3とX-Pro3を買うのと同時に、神に一年ほど使えさせてもらったので、僭越ながら、おレビューを、おさせていただく。
FUJIFILM 単焦点標準レンズ XF35mmF1.4 R
目次
おスペック
頭が下がる思いで、スペックを簡単に紹介させていただく。
ポイントは3つ。
- 焦点距離は35mmで、フルサイズ換算でほぼ50mm
- F値は1.4
- わりと小さくて、思ったより軽い
詳細は、FUJIFILMのサイトより引用の下記を参照してください。
via 主な仕様 | フジノンレンズ XF35mmF1.4 R | Lenses | 富士フイルム Xシリーズ & GFX
外観は後光が差すレベルでカッコ良い
カッコ良いんです。X-Pro3にくっつけると、なおさらカッコ良いんです。もう、止まれない。
レンズフードもカッコ良し。止まらない。
大きはさ、小さくは無いけれど、最近の大型化しているレンズなどに比べると、かなり小さい。そして、軽い。
金属筐体なのに、軽いから、なんか不安になる。
浮いているのかな?
- 新しく買ったX-Pro3が鬼カッコ良すぎて舌舐めずりしまくりなのでレビューする
- 2台目のミラーレスカメラにFUJIFILMという選択肢 X-E3を今更ながら買ってしまいました
- FUJIFILMが誇る神レンズ「XF35mmF1.4 R」と「XF18mmF2 R」で死ぬほど迷った
FUJIFILMのレンズは、Rが型番に付いていれば、絞りリングがついています。こちらのレンズも、例に漏れず、付いています。
かなり使う。これが無いと、FUJIFILMって感じしない。
強いて言えば、もうちょっと絞りのクリック感が硬くても良い。
あぁ申し訳ない。欲深いことを言ってしまった。
神の眼を通して視る、実写作例
神の眼を通して視る風景がどんなものであるか、確認いただきたい。神の眼であっても、使役させていただく私がゴミであれば、それ相応の写真しか撮れないのは周知かと思う。
ご了承いただきたい。
↑JPEG撮って出し。
最初は、神っぽさを感じ無くも無い、瓢箪の写真。
ピントが合っている場所はバシッと写り、ボケているところは綺麗にボケている。この絶妙な感覚が、「神」たる所以。
素晴らしい。
↑JPEG撮って出し。
ACROSで撮って出し。
ただの落ち葉も、神を媒介すれば、神々しくなる。
よくわかる。
↑JPEG撮って出し。
近づいても、よく撮れる。
ただの草が、神々しくなる。たまらない。
↑RAW現像 加工あり
逆光も全然いける。
草の透き通った感じが、絶妙に表現できている。心眼で透視しているようだ。
↑JPEG撮って出し。
神々しすぎて、隅で寝ていた猫も、臨戦態勢に入る。
↑JPEG撮って出し。
ただの間接照明すら、神社仏閣に聳える灯籠のごとし。
ビシッと写り。綺麗にボケていく。
すばらひぃ。
本当の神レンズは、唯一、XF35mm F1.4 Rのみ
わかっていただけただろうか。本レンズ、XF35mm F1.4 Rこそが、唯一の神レンズであるということが。
※筆者談
いくつもの、神風レンズこそあれど、ここまでの神レンズは、なかなか無い。
このレンズで風景を撮ることに意味があり、積極的にカメラにつけて写真を撮りたくなるレンズは、このレンズだけ。
来月、XF33mmというほぼ後継のようなレンズが新しく出るが、XF35mmの畏怖が凄すぎて、生み出し親のFUJIFILMですら消し去れなかったレンズだ。
正直、このレンズを使いたいがために、FUJIFILMを使っているところがあるので、これからも大切にしていきたい。
これを読んでいるあなたも、XF35mm F1.4 R信奉者になるべきでは?
AFが遅い?神の前では、口を謹んでください。