2台目のミラーレスカメラにFUJIFILMという選択肢 X-E3を今更ながら買ってしまいました
2022/02/11
2台目の街ブラ用カメラとして、FUJIFILMのカメラを買いました。レトロな雰囲気にオサレ感漂う写真が撮れるということで、大変気に入っています。本記事では、1つ本気用のカメラを持っているけれど、2台目併用するのに、なんかいいカメラないかな〜とぼんやり思っている人に、FUJIFILMのカメラどうでしょう?とやんわり伝える趣旨となっています。
目次
個人的なカメラ事情
当時ブログ断絶していたので記事は書いていないのですが、昨年、一眼のミラーレスカメラを購入しました。買ったのは、CanonのEOS Rで、Canonが初めてフルサイズミラーレスという特徴をひっさげて、世の中に出してきたカメラです。
詳細は、いつか書く予定の記事に譲りますが、フルサイズのセンサを使っているということで、ミラーレスといえど、デカイ&重い仕様になっています。そして生憎なことに、RF24-105mm F4 L IS USMという少々デカい&重いレンズを合わせて買ってしまったため、街歩き中に持ち歩くには若干デカすぎる感じになってしまいました。製品としてはすごく好きだし、旅行やキャンプなんかには必ず持っていっているのですが、平常時にはいただけません。
ということで、軽いミラーレスカメラを2台目に買ってしまったのです。それが、FUJIFILMのX-E3というカメラ。
FUJIFILM、そしてこのカメラを選択した理由
実はこのカメラ、2017年に発売されて、今年の3月に廃盤になり、その時にクソ安セールまでやったカメラなのです。僕が買ったのは2020年の9月、購入するには時代遅れも甚だしい状態でした。
では、なぜこのカメラを購入することにしたのか?その理由がこちら。下記はX-E3を購入するときに検討していた項目ですが、X-E3だけではなく、FUJIFILM製品全般に言えることです。
- 軽い&コンパクト
- おしゃれな筐体
- 写真の色の雰囲気
- 使っていて楽しい操作感
- 神レンズの存在
これらの項目から漂うFUJIFILM感、そいつにやられて、もはやFUJIFILM以外考えられないという状態で購入しました。
長くなると読むのも書くのも面倒くさいので、簡潔に書いていきましょう。
軽い&コンパクト
これはもう、前提条件と言っても良いです。2台目、街歩き用ときたら、軽さは絶対です。近くのスーパーに買い物に行く時でさえ、持っていく気概なので、持ち運びやすさは最優先です。
FUJIFILMのカメラは、フルサイズのセンサーと比較して小さめのAPS-Cのセンササイズにこだわりを持って設計をしています。なので、カメラが全体的に軽量、かつコンパクトです。すばらしい。
ちなみに、センササイズが小さいからといって、APS-Cがフルサイズの下位互換というわけではありません。そのことをしっかりわかっているからこそ、FUJIFILMはAPS-Cを選択しているのでしょう。
お洒落な筐体
見てくださいこのカメラ。個人的にもともと黒ベースに銀色という配色がレトロっぽくて好きなのもありますが、カメラデザインがオサレなんです。しかもぱっと見が安っぽくない。
このレトロなオサレ感は、フィルムカメラ時代からのつながりをうまく活かしている、FUJIFILMの特権と言っても良いでしょう。
そしてこのX-E3はその中でもバカオサレ、と個人的には思っています。異論はあるでしょうが。
写真の色の雰囲気がとーっても良い
写真歴長くないので許してください。これで伝わるか、ようわからんですが、FUJIFILMの写真は、その場の空気感が伝わってくるような、柔らかな色が特徴です。こちらはバス停の排水口ですが、なんか良い感じに(?)に撮れていますよね?撮れてます?
もともとフィルムメーカーだったこともあり、色へのこだわりは半端ないようです。また、フィルムシミュレーションという、フィルムカメラのフィルムを変えて色調が変わる機能も備わっており、撮っているだけで楽しくなります。
ちなみに、撮って出しのjpegが、他社と比較して、とても良い感じになる(そうな)ので、RAW現像しない僕のような若輩者にはうってつけです。
使っていて楽しい操作感
今の時代に、スマホではなく、カメラでとる理由の1つが、僕の場合はこれが該当します。写真を撮っている感を味わいたい。シャッターを切った時の振動や音、それにダイヤルのクリック感などを、僕は大事にしたいと思っています。
FUJIFILMのカメラ、またこのX-E3には、上の写真のようにしっかりした作りのダイヤルが付いています。こいつが、カタカタいい感じにクリック感を出してくれるので非常に楽しい。
また、シャッター音もこのサイズのカメラにしては、結構好きな音と振動だったので、とても好きです。
X-E3が廃盤ということもあり、家電量販店に行っても実機がなく、操作感を一切試さずに博打でこいつを買いましたが、信じてよかったFUJIFILM。
そういう意味で、FUJIFILMは、昔のフィルムカメラの時のように、使っている感をしっかり味合わせてくれるメーカーと考えています。
神のような写真が撮れる神レンズが存在している
神レンズ、すごい響きですね。存在するんです。FUJIFILMには神レンズが。XFシリーズとして、いろいろな焦点距離の短焦点レンズを出している中で、使っているだけで、『やばいっ!』という写真が撮れてしまうレンズが存在するんです。えぇ。
その伝説的な響きにやられました。しかも数多くの神レンズが10年近く前に設計されたもので、筐体は金属、使っていくうちにいい味を出してくると。なんかレトロな雰囲気のFUJIFILMにぴったりじゃないですか?
そいつを使いたくてFUJIFILMに変える人も多くいるようです。僕の周りにはいませんが。
ちなみに私はXF35mmF1.4 Rを買いました。
FUJIFILMが誇る神レンズ「XF35mmF1.4 R」と「XF18mmF2 R」で死ぬほど迷った
琴線に触れちゃう人は、もう買わざるを得ないのでは?
世の中には、いろいろな思考を持った人がいるので、FUJIFILMが完璧最強なんていうつもりはありません。僕自身、現時点では、メインがCanon、サブとしてFUJIFILMというような使い方ですし。(現時点では)
とはいえ、使ってみたい!!と思うような圧倒的にエモーショナルな雰囲気は、FUJIFILMが頭ひとつ抜き出ている気がします。
そんな趣味としての写真に深みを与えてくれるFUJIFILM、アリだと思えませんか?琴線に触れちゃった人は、検討の候補に入れてみてくださいね。