FUJIFILMのXF23mmF2 R WRはかっこいいけど写りがイマイチであまり好きでは無い
お金がたくさんあれば、レンズを無尽蔵に買って、色々楽しめるのに。。。
そう思って半年、なんとなーく手に届きそうな価格のレンズをちびちび買ったりしています。
今回は、そんな感じの雰囲気で購入に至った、FUJIFILMのXF23mmF2 R WRのご紹介です。
FUJIFILM 単焦点広角レンズ XF23mmF2 R WR B ブラック
(このアイキャッチの写真、ブルックスブラザーズのロゴみたいで結構好き)
目次
XF23mmF2 R WRのスペック
いちいち調べに行くのも面倒かと思いますので、FUJIFILM公式ページから引用しておきます。
ポイントは、軽い、小さい、防水、AF早いというところかな。
via 主な仕様 | フジノンレンズ XF23mmF2 R WR | Lenses | 富士フイルム Xシリーズ & GFX
見た目はカッコ良い
FUJIFILMにありがちな、レトロ感ある、カッコ良いレンズです。
実は、この画像、付属品ではないレンズフードが付いています。
もともと、専用のレンズフード(フジツボ)も付属しているのですが、あまりカッコよく無く、世間では結構不評です。
そのことから、FUJIFILMが、F2シリーズで使えるレンズ用に、このようなレンズフードを発売しているのです。
FUJIFILM フジノンレンズXF35mmF2用レンズフード LH-XF35-2
(悔しいことに、結構な価格する)
R記号が付いているので、絞りリングがあります。F2スタートですね。
クリック感は硬めで、グリスっぽいぬるぬるした感じ。嫌いでは無い。
持ってみても、全体的に、硬そうな感じ。
XF23mmF2 R WRの作例
実は、買ったのは半年くらい前です。家で一回試写して、あまり良い感じでなかったので、外に持ち出していなかったのです。
今回、メインレンズとして、ちょびっと持ち出しましたので、どんな感じで撮れたか載せておきます。
全部、X-Pro3で撮ったものです。X-Pro3とくっつけると、かっこいいですね。なかなかに。
↑RAW(加工あり)
秩父の線路の踏切から。
歪みはあんまりありません。綺麗ですね。
↑RAW(加工あり)
最短撮影距離で、落ちていたどんぐり。
f5.6とそこそこ絞っています。
しかし、なんかぼんやりした印象。単焦点レンズなので、もっとビシッと写って欲しい気分ではある。
↑RAW(加工あり)
暗めの写真。
適正露出で撮れば、つぶれ等はあまり起きず、綺麗に陰影が写りました。
↑RAW(加工あり)
こちらはガスった山道。
霧の白も、変に白飛びせず、割と綺麗に写っているのではないでしょうか。
まとめ
せっかくの単焦点なので、もうちょっとしっかり写って欲しい。。。というのが正直な感想。
かっこいいし、作りもしっかりしているので、見た目には満足しています。
23mmということで、X-Pro3のOVFでも使えるし、スペック上はかなり良い。AFも早いしね。
でも、撮った写真を見ても、全然嬉しくならない。XF35mm F1.4 Rのようなドキドキ感が全く無い。
ズームレンズでは撮れない写真を求めて単焦点を使っているので、もうちょっと写ってもらわにゃ困る。持ち運ぶ意味、このレンズで撮る意味が無い。
XF23mmF1.4 Rが、防水では無いので、XF23mmF2 R WRに部がありましたが、XF23mmF1.4 R LM WRが11月に出るとなると、なかなかに立場が厳しい。
個人的には、ちょっと頑張ってでも、XF23mmF1.4 R LM WRを手に入れた方が、有意義なカメラライフを送れると信じている。
とはいえ、全体的に価格がバカ高いFUJIFILM単焦点群のなかで、使いやすい画角、手頃な価格、最新性能を備えたレンズはなかなか無いので、単焦点手始めに、購入してみても良いかもしれません。
MFレンズで良ければ、サードパーティ製で、ほぼ同画角で、1万円を切る激安レンズもあります。
味という言葉で誤魔化せるならば、XF23よりも、こちらの方が好き。F値も余裕あるし。
是非見てみてください