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X Summit OMIYA 2022に見る、今後のFUJIFILMのカメラの展開

   

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5/31にX Summit OMIYA 2022が開催されて、X-H2Sの発売や、X-H2開発のロードマップ、他レンズの予定などが発表されました。

ちょいっと前には、EOS R7とEOS R10が発表されていて、CanonユーザーとFUJIFILMユーザーの私としては、今後の両者の展開が気になるところ。

ということで、X Summit OMIYA 2022のまとめと、そこから感じた今後のFUJIFILMのカメラ(X-H2、X-PRO4、X-T5等)の展開にでも思いを馳せたので、残しておきます。

※アイキャッチの写真は、公式HPのスクショより

この記事を書いている人
ー ひょさか ー
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X Summit OMIYA 2022のまとめ

簡単に3行でまとめると、

  • X-H2Sは、7月発売。鬼高い
  • レンズ2本発売+3本開発予定
  • X-H2は9月に詳細発表

です。

発表資料中のスクリーンショットを載せさせていただくと、下記3枚のスライドに全てが載っています。

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今回発売予定のX-H2Sの価格と発売時期。

X-H2Sの価格、35万て恐ろしいです。最初から我々一般庶民はターゲットではないのでいいんでしょうかど、それにしても高い気が。

(さしてコンパクトではない)APS-Cでのこんな感じの動画スペックって需要あるのかな。

まぁ、価格に見合った(?)なかなかなぶっとんだスペックですよね。
説明を流し見した中では、超高級アクションカメラを目指しているような雰囲気も感じました。YouTuber的なものも含めて、動画界でのデファクトスタンダード狙う気満々。

やはりFUJIFILMとしては、動画に本腰を入れていかないと、今後生き残れないと踏んでいるのでしょう。
いや、APSでもフルサイズに負けず、プロユースでも余裕、という証拠にしたいのだろうか。

あと、発売予定のズームレンズも載っています。
こちらもバリバリ動画意識のレンズ。

Xmount roadmap 220531 jp ges

そして、開発予定の3本のレンズのロードマップ。

XF30のマクロは使いやすそうです。

また、XF8mmという超広角の単焦点は、待っていました!という感じ。
ただ、発売時期はまだまだ先なので、その時まで僕のテンションを維持できるかどうか。

スクリーンショット 2022 06 01 23 03 43

静画派閥の当サイトとして一番気になるのは、やはりこちらのX-H2。
X-H2Sがここまで動画に振り切ったものだと、X-H2はそこそこ静画を意識したモデルに仕上がってきそう。
もちろん、フラッグシップなので、動画方面への手抜きとかはないんでしょうけどね。

楽しみです。

X Summit OMIYA 2022に見る、今後のFUJIFILMのカメラの展開

さて、X Summit OMIYA 2022のまとめを書いたところで、本題です。

今後、富士フィルムのカメラ群はどうなっていくのか、思いを馳せてみました。
その結果が、下記の表。

スクリーンショット 2022 06 02 19 56 36

稀に見る残念機種として終わった元フラッグシップのX-H1の二の舞を踏まないように、X-H2SとX-H2ではちゃんとセンサとCPUでブイブイ言わせています。

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第5世代では、動画意識のセンサと、静画中心のセンサに二極化する

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でまぁ、プロセッサに関しては、FUJIFILMのことなので、これから出てくる全機種でX-Processor 5でいくとして、問題はセンサ。

FUJIFILMは、全機種で同じセンサを使っていることで有名でした(入門機種を除く)
そして今回の発表、今までと違うのは、X-TRANS CMOS 5HRと、X-TRANS CMOS 5HSの2種類のセンサが今後出てくるというところ。

なので、

  • X-TRANS CMOS 5HS:X-H2S
  • X-TRANS CMOS 5HR:X-H2

という担当で、それぞれフラッグシップを背負っていくことになります。

そうすると、必然的に下位機種も、このどちらかのセンサが割り付けられることになる。
ということで、今までなぁなぁだった機種に、キッパリとした縦割り構造が生まれます。この機種は、動画意識、この機種は静画中心と。

それが、先ほどの表で言うところの、動画意識と静画中心という部分。
動画意識のカメラのセンサはX-TRANS CMOS 5HSで、静画中心のカメラはX-TRANS CMOS 5HRが乗ることになると想定されます。

発表されていて、まず間違いない部分は、X-H2Sが動画意識のフラッグシップで、X-H2が静画中心のフラッグシップというところ。

次にまぁほぼ間違いないのが、X-PRO4にはX-TRANS CMOS 5HRが乗って、静画中心になるというところ。そういうカメラですからね。

となると、X-T5は、X-TRANS CMOS 5HSが乗って、動画意識のカメラになる?
X-T4でバリアングルに変更されたのもあるし。きっとそうなんでしょうね。

で、まぁ同じように、X-S20が動画、X-E5が静画用と。
そこから下はあんまり考えていないけど、きっとこんな感じでしょう。
A8とかは元々違うセンサだし。

発売順序としては、

  1. X-H2S(今年)
  2. X-H2(来年3月くらい?)
  3. X-PRO4(来年末?)
  4. X-T5(再来年中頃?)

みたいな感じでしょうかね。
当てずっぽうです。

X-H2はどんなカメラになる?

現時点で、X-H2に思いを馳せた結果は、下記の通り。

  • 従来のFUJIFILM方式の3値の設定を残している(X-H2Sとは違って、ISO、シャ速、絞りそれぞれのダイアルがある)
  • サブモニタあり
  • 3軸チルト液晶(もしかしたら、もっとおしゃれな静画用液晶構造?)

これらに、FUJIFILM的に静画派閥を思いやった機能が追加されるくらいだと思います。

それとももしかして、思い切って2台フラッグシップは、共にモードダイヤル方式にしちゃうのかな。
そうなると、X-T5は静画中心モデルになってもらわないと、僕の次の購入先が定まらない。。。

価格的には、27万円で、実売23とかに収まってくれると、手が出しやすい。
昨今の部品難とか半導体のことを考慮すると、30万で実売26万とかかな。

そういえば、X-H2Sのサブモニタの位置変わっていて、おしゃれになっていましたね。
そちらの位置の方が、デザインのまとまりとして個人的に好きです。

まとめ

ということで、X Summit OMIYA 2022のまとめと、X Summit OMIYA 2022に見る、今後のFUJIFILMのカメラの展開についてでした。

一度思いを馳せておくと、発表時に答え合わせみたいなのができて楽しいですからね。
やっておくのも良いもんです。

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全然関係ないけど、IBISってこんなに場所食うんですね。

これ見ちゃうと、X-PRO4に手ぶれ補正つかない気がする。それとも意地でもつけるのかな。
X-PRO3でチタンもやったし、残るは下タイプのバリアングルと、手ぶれ補正しかないもんね。

そういうことで、今後のFUJIFILMに期待です。

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ー 著者:ひょさか ー
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