アボカドネギトロごはんのタルタル仕立てに震える...渋谷の小洒落たお店「ウサギ」
今回は、久しぶりに、お料理屋さんの探訪記。
渋谷駅を出て、宮益坂を登っていったところにあるお店。
名前は「ウサギ」
オサレすぎる外観を前にして、入って良いのか悩む。
一見して、何屋さんかわからないお店。
看板で前面に押し出しているように、実は、アボカド料理屋さん。
このお店で出すアボカド料理が非常に美味しくて、紹介せずにはいられない。
目次
店内は、異国情緒溢れる小旅行感
自動ドアをくぐると、素敵な家具や絵画でデザインされた、おしゃれな空間に一満足。
昼は賑やかな渋谷の通りを見下ろすのも良きだし、夜は夜で店内の電球や蝋燭のほのかな光が暖かい。
至る所にアボカドの片鱗
今回は、ディナーでのご紹介。
ディナーでは、ダイニングバースタイルでのお出迎え。
アボカド料理を前面に出したお店なので、出てくる料理は、そこかしこにアボカドの片鱗が見える。
まずは、お通しとして、あおさのフリット、そしてアボカドのブルスケッタ。
この時点で、すでにアボカドの半分が目の前に。
パンにアボカドが乗っているだけのただの料理かと思いきや、間に挟まっているチーズの香ばしさも相まって、非常に美味。
パンのカリカリ感と、アボカドのトロトロ感が合わさって最高です。
そして、次は、渋谷で一番人気とのことの、アボカド豆腐(渋谷にアボカド豆腐を出す店は何軒ある?かは謎)
このアボカド豆腐、まるでマスカルポーネチーズのようなとろけ具合で、何も言われなければ、アボカド豆腐と気がつかない仕上がり。
アボカド嫌いな人でも食べられる味です。
嫌いな人でも食べられる、という文章ほど怪しいものはないけれど、こちらのアボカド豆腐は本当にいける。
逆にアボカド好きには少々物足りないかも。
お酒のあてに頼んだフィッシュ&チップス。
顔の形にかたどられたポテトなど、遊び心は忘れていない。
アボカドネギトロごはん タルタル仕立て
さて、今回紹介したかったメインディッシュがこちらの「アボカドネギトロごはん タルタル仕立て」
名前の通り、アボカドとネギトロが混ざったものが、ごはんの上に乗っている。そして、それが、タルタルの池に浮いているという代物。
正直、最初に頼んで、この料理を見た時は、「しくった。。。」と思った。
けども、食べた瞬間、「めっちゃうまい!!」で脳みそがいっぱいになった。
こういった創作料理で「うまい!」となったことは、個人的な経験上、あまりない。
大体が、「まぁ、こういう味だよね」とか、「なんか味が混ざってるだけで、特に美味しい方向に向かっていない」とか。
でも、「アボカドネギトロごはん タルタル仕立て」は違う。めちゃくちゃうまい。ネギトロのトロ部分が、アボカドで強化されて、なんとも言えない幸福感が襲ってくる。そこで、脂ギッシュになってしまうかというと、アボカドなので、決して脂ぎっているわけではない。幸福感だけが舌に残るのだ。
そして、タルタルのまろやかさが、その幸福感を周りから包んでくれる。
ハンターxハンターGI編のドッヂボールにて、ゴンとキルアとヒソカが合体したようなものだ。
ゴンがネギトロ、キルアがアボカド、そしてヒソカがタルタル。
この場合、レイザーが解説していたように、アボカド(キルア)が絶妙な具合にクッションとなり、全体の肝となっていたのは言うまでもない。
さすがアボカド料理屋。
正直、アボカドとかマグロが食べられない人以外は、ぜひ食べてみてほしい。
未だかつて「食べたことのない味での、うまい」を経験できると思う。
まとめ
渋谷に行った際は、是非立ち寄りたいお店、「ウサギ」の紹介でした。
いつもはランチで、たまに行くのですが、初めて「アボカドネギトロごはん タルタル仕立て」を食べた際に、愛用のカメラを持ち歩いていなかったため、急遽、カメラを持ってもう一度食べに行った次第です。
ランチの方が当然ながらお買い得ですが、夜もおしゃれでゆったりできるので、デートにもおすすめかも。
※アボカドネギトロごはんはランチでもディナーでも食べられます。
こういうご時世になってからというもの、旅行の紹介とかレストランの紹介みたいなのをパッタリとしなくなっていたから、紹介したいお店はたくさん溜まっていた。
でも、最近そういった話をしていないから、どうなんだろうか。
元々人気ないカテゴリだったし、まぁたまにはいいか。