名玉の予感!激安な上に寄れて撮りやすい広角単焦点RF16mm F2.8 STMが良い!
やっと発売されました。RFマウントで使える広角レンズのRF16mm F2.8 STM。
今までも、RF14-35mm F4 L IS USM等ありましたが、高すぎるのと、人気すぎて買えず。安くて広角の純正単焦点レンズを求めていました。
今回、やっとこさ入手ができたので、使ってみた感想について記載しておきます。
目次
RF16mm F2.8 STMの仕様
まずは、RF16mm F2.8 STMの仕様について、記載します。
ポイントとしては、広角&軽量コンパクトというところでしょうか。
忘れてはいけないのが、最短撮影距離が13cmというところ。広角なのに、めちゃくちゃ寄れるので、ピンポイントで何かを写したい時も、寄ってフレーミングできます。素晴らしい。
こんな感じで、使いやすい単焦点レンズなのに、3万円台と、導入しやすさがMAXで嬉しい。
- 画角(水平・垂直・対角線):98°00′・74°10′・108°10′
- レンズ構成:7群9枚
- 絞り羽根枚数:7枚
- 最小絞り:22
- 最短撮影距離:0.13m
- 最大撮影倍率:0.26倍
- フィルター径:43mm
- 最大径×長さ:約φ69.2mm×40.2mm(レンズ収納時)
- 質量:約165g
MTF曲線は、下記の通り。
RF16mm F2.8 STMの見た目
細身&短い印象の、コンパクトなレンズです。
基本的には、RF50という超格安の標準単焦点レンズとほぼ同形状です。
両方のレンズとも、めちゃくちゃ安いくてコンパクトなので、必携ですね。
標準と広角のレンズが一個づつあれば、お散歩も無敵。しかも両方買っても5万くらいとはなかなかのコスパ。
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EOS Rにくっつけると、ちょびっと出っぱっている感じが可愛い。
ただ、カッコ良いわけではないので、JJCのフードを取り付けて、使っています。
つけているのは、JJC EW-65Cというフード。
フードをつけると、上記の写真みたいにボリューム感が出てグッド。
以前、JJC ES-65Bという親戚のフードについてレビューしているので、そちらもご覧いただければと思います。
JJC ES-65Bと、JJC EW-65Cの差異は、広角のために、四隅が切られて花形になっているという点です。
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フィルターはいつも通り、HAKUBAのXC-PRO(φ43)。安くて薄いので、重宝します。
RF16mm F2.8 STMの操作性
RF50と同様です。コントロールリングと、ピントリングが同じリングで共用です。なので、どっちかの機能は死ぬ。
僕はコントロールリング信者なので、コントロールリングに絞り操作を組み合わせて使っています。
AFのピント合わせ速度は、広角だからか、割と早い。
RF16mm F2.8 STMの作例
昨日、公園に遊びに行って、写真を撮ってきました。
同行者がいたので、歩きながらの撮影であまり写真を撮る時間がなく、若干雑な写真ですが、ご容赦ください。
全部、RAW撮影。で、空が白飛んでいたので、ハイライトだけ下げています。
16mmなので、かなり広いですね。
建物は大体全部写真内に収められますので、旅行にちょうど良い。
だだっ広い。
レンズないに太陽がいても、変なフレアは出ません。見やすいですね。
四隅も変に引っ張られず、普通に綺麗。
樽型収差が出るらしいのですが、カメラ内で綺麗に補正してくれるので、出てきた写真を見ただけでは、ほとんどわからないです。
絞って撮れば、近場から奥の景色までピントが合います。使いやすい。
池。
池と橋。
寄れるので、こんな感じで色々な構図が作れます。楽しい。
特に面白味のない写真が集まってしまったので、これから使っていって、良い写真が増えてきたら、差し替えておきます。
まとめ
ということで、先日紹介した格安望遠レンズと合わせて発売された、RF16mm F2.8 STMについてのレビューでした。
※格安望遠レンズのRF100-400mm F5.6-8 IS USMのレビュー記事は、下記を読んでみてください。
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広角&軽量コンパクト、かつ、最短撮影距離が13cmと寄れる単焦点ということで、めちゃくちゃ使い勝手が良いです。RF50mmと合わせて、どこへでも持っていきたい。
作例にはありませんでしたが、自撮りする際も、16mmという画角のおかげで、自分+背景が入るので、どこで撮ったのかが、分かり易い。
旅行には抜群に良いかも。
結構、おすすめです。