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CANONのフルサイズ(EOS R)とFUJIFILMのAPS-C(X-Pro3)の写真の色を比較してみた

      2022/02/07

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CANONのフルサイズでいくか、FUJIFILMのAPS-Cでいくか、どうしようか、みたいな悩みをよく記事内に書いたりします。2022年が始まった今も絶賛悩み中です。
とはいえ、ある程度、今年中には方針を決めたく思っているので、徐々に比較する作業を始めてみました。

今回は第一弾として、50mm単焦点でのRAWストレート現像で、どんな感じになるか、写真を比較してみます。
場所は、初詣に行った時の深大寺です。晴れてて気持ちよかった。

使用した機材は、下記の通り。

  • CANON : EOS R + RF50mm F1.8
  • FUJIFILM : X-Pro3 + XF35mm F1.4

撮影条件は下記の通り。

  • F2.8に固定で、シャッター速度は自動
  • ISOは200で固定
  • 測光は評価測光
  • ホワイトバランスはオート
  • 手持ち撮影
  • CANON:忠実再現、FUJIFILM:PROVIA

上がCANON、下がFUJIFILMの順番で写真を載せていきます。

気になっているのが、CANONの緑色表現なので、そこを見ていけたらと思っています。

この記事を書いている人
ー ひょさか ー
このサイトを運営して10年。
生まれた瞬間からMacユーザー。
キャンプ歴も多分20年くらい。
カメラは初めて1年でフォトコンテスト2件入賞。
本職は機構系の設計者。
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道端の石像

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測光の問題か、FUJIFILMがだいぶ白く浮いている感じがしますね。

道端の椅子

5Q5A3782のコピー

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マニュアルで撮影条件を完全に揃えておけばよかった。。。
露出が違いすぎて、色とかの騒ぎじゃないね。。。

まぁ第一弾ということで、今回はこれで良いか。。。許して。
撮っているときはなんとかなると思っていたんだ。PCモニタで並べると全然露出違った。

深大寺のお蕎麦

やっとまともな比較ができます。
上がCANON、下がFUJIFILMです。

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こうしてみると、実はあんまり、色に差はない?
よく見ると、蕎麦の色が、FUJIFILMの方が乳白色がかっていたり、天ぷらの色もちょっと派手目な色になっているのがFUJIFILMの特徴。

XF35mmはフルサイズ換算で52mmなので、厳密にいうと、ちょっと画角は違います。

ちなみに、今回散策している深大寺では、そばが有名です。
深大寺蕎麦の連載もしているので、いく予定がある人は、読んでみてね。
ほぼ全店行ってわかった!美味しい深大寺蕎麦を食べられるおすすめのお店5選!

道端の自転車

こちらもなかなか良い比較ができそう。

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緑以外は、思ったより色味に差がないですね。。。
FUJIFILMを使うようになってから、EOSのピクチャースタイルを忠実再現にして使っていました。色の出具合等、似ているのかも。

左の草の緑は、やっぱりかなり違いますね。
緑が気持ち良い色だと、写真全体が華やかになる。

蕎麦屋さんの裏側

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ん〜。
フジを単品で使ったときの感動はどこからやってくるんだろう。

緑が少ない写真で比較すると、EOS Rで撮った写真の方が、色写りが良い感じすらする。

緑の草

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やっぱり、緑はFUJIFILMの方が見やすい。

最近は、EOS Rの忠実再現に、緑の色だけずらした現像をしていたので、それに関しては、割とうまくFUJIFILMっぽくハマっていたのかも。

深大寺の本殿

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布が白飛んでいるのは、測光のせいでしょう。
EOS Rの測光は暗め。もしくは測光の設定が間違っている。
そんな感じ。

おみくじを結んである糸と竹

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そうそう。EOS Rの気になる点が、左側の砂利の表現。
なんか白く浮いていて、あまり好きじゃないのよね。

竹の緑色の比較で、FUJIFILMと比べると、EOS Rの緑は黄色に転びがち。
なので、なので現像する際に、緑側に戻してあげると、気持ち良い色になる。

緑の池

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やっぱり、緑色がたくさん入ってくると、絵が地味。
多分、正しい色はCANONの緑なんだろうけど、脳内の記憶では、もうちょい鮮やかだったはずなんだ。

FUJIFILMは通常のRGGB配列のカラーフィルターではなく、X-Transにしているので、そこら辺の緑の処理が上手なんでしょう。きっと。

最後は、草多めの池

5Q5A3796のコピー

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僕自身が、よく撮りがちな写真がこういうやつ。
比較すると、CANONはやっぱり地味ね。

コントラストバリバリで彩度アゲアゲの写真はあまり好きじゃないんだけど、もうちょい緑綺麗でもいいでしょって思っちゃう。

緑を補正してみる

緑の色相を緑方向に振って、彩度を少しあげてみました。

おみくじを結んである糸と竹

5Q5A3789のコピー

DSCF7055

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竹の黄色みが少し減って、記憶の中の緑っぽくなりました。
WBで青色に寄せると、全体の色味が変わって嫌なので、緑だけ。

もうちょっと緑にしてよかった?

緑の池

5Q5A3793のコピー

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全体が緑で埋まっている写真で比較すると、もっと緑を明るくしても良いのかなと思う。

草多めの池

5Q5A3796のコピー

DSCF7065

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ここまで黄色と緑がごちゃっとしている写真だと、あんまり見分けつきませんね。

まとめ

ということで、FUJIFILMとCANONの色味を比較してみました。
緑の扱いを洗練させていけば、FUJIFILMの気持ち良い緑の表現を出せそうです。

シャッター音と写真の緑色とカメラの見た目とレンズラインナップ以外は、ほぼ全部CANONに軍配が上がっているので、もうちょい色々比較してみますかね。

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ー 著者:ひょさか ー
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