分割、合体、ロボティクス!カッコ良すぎるアクションカメラ、DJI Action 2のレビュー
2022/08/20
DJI Action 2を購入しました。Insta360 GO 2に続き、僕が買った2つ目のアクションカメラということで、どんなものかレビューしていきます。
目次
見た目はめっちゃかっこいい!がしかし。。。
DJI Action 2を1週間使ってみた結果、見た目がかっこいいのと、磁石の力でパチっとくっつくギミックが、心をくすぐるが、使い勝手が絶妙に悪いカメラだなと感じました。
画質に関しては、Insta360 GO 2よりも圧倒的に良いです。比較の動画や記事は、また別途作ってみます。
DJI Action 2とは
DJI Action 2はアクションカメラです。よくあるGoProみたいなもので、DJIという会社が作っています、
特徴としては、筐体をモジュール方式で区切って、いらないものを削ったり、必要なものを付け足したりということが簡単にできる点です。
本体は、このような直方体のカメラ。
アルミ素材でしっかりと作ってあるのと、マテリアルグレーっぽいおしゃれな色がマッチして、非常に購買意欲をそそります。
もう片方のモジュールがLCDモジュール兼バッテリーモジュールとなっていて、カメラモジュールに磁石とラッチでカチャっとくっつきます。
この、磁石でカチャカチャくっついたり離れたりできる構造が、非常にカッコ良く、少年心を忘れない大人たちにブッ刺さる。
ロマンだよね。
ちなみに、このLCDモジュールは、画面が無いタイプのバッテリー機能単体のモジュールも存在しています。
バッテリー容量は同じなので、予算に余裕があるのならば、LCDモジュールを買っておくのが吉です。
広角で画質が良く、手ぶれ補正も十分
まず、仕様について、簡単に記載しておきます。
以前、Insta360 GO2との比較をした時の資料から持ってきています。
マグネットで首から下げられる、超手ぶらカメラ「DJI Action2」と「Insta360 GO2」を比較してみる | GarretCafe
DJIから新しく「DJI Action2」というアクションカメラが発売されました。 前作、DJI Actionというカメラの後継モデルです。ただし、前作とは、もはや別製品。 DJI ActionがGo ...
Insta360 GO 2 | DJI Action2 | |
センササイズ | 1/2.3インチ? | 1/1.7インチ |
画質 | MAX:3K2560x1440,50fps 1920x1080,50fps |
4K (4:3): 4096×3072 @ 24/25/30/48/50/60 fps 4K (16:9): 3840×2160 @ 100/120 fps 4K (16:9): 3840×2160 @ 24/25/30/48/50/60 fps 2.7K以下略 |
駆動時間 | カメラ単体: 30分 (ベーシック手ブレ補正動画) 20分 (FlowState手ブレ補正動画) ケース装着時: 150分 (ベーシック手ブレ補正動画) 110分 (FlowState手ブレ補正動画) |
カメラ単体70分フロントタッチ画面モジュール併用時:160分電源モジュール併用時:180分 |
内臓ストレージ | 32G64G(NEW) | 32Gモジュール装着時:SD使用可 |
最長クリップ | プロ動画モード: 10分 動画モード: 15分 |
180分? |
手振れ補正 | FlowState手ブレ補正動画 | Rocksteady 2.0+HorizonSteady |
ハード | ▽重量GO 2: 26.5g 充電ケース: 63.5g ▽大きさ GO 252.9mm x 23.6mm x 20.7mm 充電ケース 開いた状態: 132.5mm x 26.0mm x 26.6mm 閉じた状態: 68.1mm x 48.54mm x 26.5mm |
▽重量 56g ▽大きさ 39×39×22.3 mm ▽モジュール重量 64g ▽モジュール大きさ 39×41.6×24.6 mm |
焦点距離(35mm換算) | 11.24mm | FOV:155° f/2.8?? |
防水性 | 4m | 10m |
まず、4Kの動画が撮れます。これ大事。
一眼のカメラとかで4Kで動画を撮っていて、時たまアクションカメラの動画を挟み込む場合、一眼で撮っている4K画質に合わないと、チグハグな印象を受けてしまう。
なので、アクションカメラは4Kで撮れてほしい。
4Kまでいけると、色々と融通が効くので、個人的にはここが購買ラインとなることが多い。
Insta360 GO 2の大きな欠点の一つが、2.7Kまでしか撮れないというところ。
そのうち、Insta360 GO 2とDJI Action 2を実際に使って比較をした記事も作る予定です。
壁に貼ったり、首から下げたりできる!
ストラップを使って、首からカメラを下げられる機能が抜群に便利。
つけっぱなしにしておけば、歩きながら両手が空く。
両手が空くと、静画用にミラーレスで遊ぶこともできるし、両手で掴むアクティビティなんかも余裕。
使っていないときも、ポケットにしまわないで、胸にくっつけとけば、カメラを使いたい時にも簡単に取り出せるので、非常に良いです。
個人的には、この首からカメラを下げられる機能は、アクションカメラに必須です。
使ってみてわかった良い点
使ってみてよかった点を、4点書いておきます。
画面があると、フレーミングできて超便利
まず、撮っている画面が見られると、一発でフレーミングを決められて超便利。
Insta360 GO 2は、画面がないので、勘でのフレーミングになってしまう。
編集時にトリミングをする必要があると、それがないのは、後工程が楽になるので、とてもお得。
画面が無くても、意外とそれっぽく撮れることは、Insta360 GO 2でわかってるんだけど、やっぱりあると安心する。
4Kの画質が良い
画質、非常に良いです。
もちろん、一眼と比較してしまうとちょっとしょっぱいのは否めませんが、必要十分です。
なんと言ってもカッコ良い
最後、超絶かっこいいので、持っていると満足あります。
そして、磁石で着脱する遊びを一生やってられます。もはやフィジェット。
SDカードに保存できる
Insta360 GO 2との差別化要因。
外部のSDに保存できます。動画撮っていると、32Gくらいはあっという間になくなってしまうので、大量に動画を保存できる、外部SDを使用できるのは必須です。
ありがたい。
使ってみてわかった、嫌な点
これが、ですね、結構ある。
おしゃれでカッコよくで画質もいいのに、評価が微妙な点は、これらの嫌な点にある。
すぐに熱くなる
まず、大体どこのレビューにも書いてある発熱問題。
ちょびっと撮っているだけなのに、一瞬で熱くなる。
設定どうにかしたり、付属の放熱カバーでデフォルトより若干の許容側に移りはすすものの、それでもダメダメ。
Insta360 GO 2が可愛く見えちゃう。
電池持ちが悪い
画面がついているからか、体感レベルで、Insta360 GO 2より悪い。4Kで撮っていると、一瞬で電池なくなる。
LCDモジュールから電源が補充されるので、それがついていないと、ほぼ動画を撮れないと思って良い。
なので、首からストラップを使ってカメラ単体で動画を撮る場合、長時間回しは厳しいかも。発熱問題もあるし。
操作性に若干難あり
画面操作は、意外ともっさり。この見た目なのに、画面操作がもっさりなので、イライラが募る。
決して操作性が悪いわけではないのだけれども、この価格でこれかぁ、、、となってしまう。
まぁ、ギリ許容レベル。
ケースがないので、持ち運びに気を使う
(アクションカメラに何を言ってるんだと思われるかもしれないが)かっこいい筐体に傷をつけたくない。
金属剥き出しなので、ポケットに入れて持ち運ぶときとかに、チョイッとした細かい埃とかから細かい傷がつくのが嫌。
あと、岩とかと砂の上に直置きしたくない。プラスチックだとそんなことは思わないんだけどなぁ。
ケースに入れて充電できるInsta360 GO 2はその点、優秀だったなぁ。
高い
総じて、高い。
今回は、Amazonプライムセールで買ったので、チョイ高くらいでした。
5万とかの価値はない気がするな。。。
まとめ
Amazonプライムセールの時に、Insta360 GO 2との比較記事が急にアクセス数が増えていたので、気になってしまった。
そして、正直、いらないけどアマゾンギフトカードを使って買ってしまった(実質0円戦法)
使い勝手などはInsta360 GO 2の方が良くて、持って行く気軽さは圧倒的にInsta360 GO 2の方が良いけれど、画質が全然違うので、DJI Action 2を持ち歩くようになってしまった。
Insta360 GO 2の高画質版、Insta360 GO 3早くきてほしい。