HARIOのV60ペーパーフィルター(01)を保管しておく容器を3Dプリンターで自作した
2022/06/30
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自分で珈琲を淹れるときに必要となるのものはたくさんあるけれど、消耗品といえば、珈琲フィルター。
世の中に数多とあるフィルターの中で、僕はHARIOのV60タイプのフィルターを使っている。
なんでかわからんけど、カリタ式よりも美味しく感じる。
珈琲ライフに必須のフィルターは、実は結構嵩張る。
紙素材ということもあり、ペラペラと崩れて自立しないので、しまう場所に困りがち。
なので、今回、ペーパーフィルターケースを自作することにしました。
簡単のため、3Dプリンタでぱぱっと。
ペーパーフィルターは紙素材なので、本当は革とか木で作れると雰囲気出るのだけどね。
目次
仕様の策定
ということで、HARIOのV60ペーパーフィルター(01)が入るような形状で作ります。
フィルターが無くなりかけて、買い足した時に余裕を持って仕舞えるように、140枚入る容量にします。
ついで、右利きの人がフィルターを取り出しやすいように、右側に切り欠きを設けます。
モデルの作成
モデルを作っていきます。
140枚+α入るサイズのブロックを作っていきます。
肉厚一定にしてくり抜いたら、リブを立てて、右側に切り欠きを設けて完了。
曲がり防止(の、意味があるかは置いておいて)と、ペーパーフィルターの偏り防止用にリブを立てています。
スライサーソフトに持っていきます。
使っているのはデファクトスタンダードのcura
PLAのフィラメントで造形します。
高さがあるので、完成までに10時間。
寝る前に初めて、起きた時に仕上がっているタイプ。
ちなみに、使っている3Dプリンタは、anycubic i3 megaという骨董品。
少し新しいもので、そこそこの性能を持ったものが、下記で出ているようなので、おすすめ。
フィルター容器の完成
こんな感じに、フィルターが保管できるようになりました。
HARIOのV60(01)に専用で設計したので、ピタッと収まって気持ち良いです。
切り欠きは上記の写真のような仕上がりに。
右側からアクセスしやすいので、右手だけでフィルターが簡単に取れます。
まとめ
無事、HARIO V60(01)フィルター用の保管ケースができました。
フィルターが倒れず、すっきりと保管できるので、なかなかお気に入りです。
一点、反省点として、ドリップ時に折り畳む縁がある側が、下側に来るようにすればよかったと思っています。
右手でフィルターを取り出した後、フィルターを反転させないと、親指を使って縁を折れない。
手癖なので、人によって違うかもしれませんが、次回作る際は、盛り込みましょう。