カメラ写真のRAW現像は、iPadのLightroomでやるのが、一番コスパが良いかもしれない
ミラーレスカメラなどで撮った写真は、RAW現像していますか?
RAWファイルで写真を撮っておき、あとからRAW現像ツールを使って、写真を調整すると良いことがあったりします。
今回は、iPadのLightroomを使って、RAW現像をすると、お財布に優しいかつ、いつでもどこでも現像できてストレスフルということを、お伝えしようと思います。
Lightroom iPad版
カテゴリ: 写真/ビデオ, グラフィック/デザイン
目次
まず、RAW現像はすごい
先ほど触れた通り、RAW現像は、色々すごいです。
例えば、JPGで撮った写真をレタッチするよりも、ノイズが少なくなったりするので、写真が綺麗な状態を保てます。また、黒つぶれだったり白飛びしている部分の「見えざらぬモノ」を顕現させたりできます。
JPGで撮った写真は、黒潰れている部分は、闇でしかないのですが、RAWで撮った写真には、闇の中に、何かが生きているのです。
細かいことは、別記事に譲るとしましょう。
ここで言いたいのは、RAW現像すると、綺麗な状態のまま写真をいじれて、写せる写真の範囲が広がるということ。
やるのは面倒くさいですが、やれるならば、やっておきたい。
それが、RAW現像。
時間と手間とお金がかかる
そうなんです。やった方が、良い写真ができるのはわかっていても、やるのは面倒くさい。
一般的なRAW現像ソフトは有料で、なおかつPC専用ソフトなことが多いです。そうすると、家に腰を据えてパソコンを開き、カメラから写真を読み込み、さて、そこから編集作業、となり、RAW現像を始める心理的なハードルがとっても高い。
買い切り型の現像ソフトならまだなんとなく心の余裕もあるものです。しかし、RAW現像ソフトとして1番の有名どころであるLightroomは、月1000円以上かかる有料ソフトであり、使っていないとなんかもったいないなぁ〜という強迫観念に駆られます。
なので、是が非でも撮った写真は全部RAW現像したくなる。
しかし、やるのは面倒臭い。そんなジレンマに狩られるのが、RAW現像のネックなところ。
iPadのLightroomでRAW現像をすれば、全てが解決する
実は、iPad用にも、Lightroomの現像アプリがあります。なんかアプリって聞くと、ちょっとか弱そうなイメージがして、本当に使えるの?と不安になったりするかもしれません。
安心してください。パソコンで使えるほとんどの機能が使えます。
すごいんだぁ。iPadって。
ということで、先日、iPad Proを購入しました。もちろん、主な目的は、写真の現像のため。
ついに、M1のiPad Proを購入した!ヌルサク軽すぎて新時代を感じる
こんな感じで、USB-TypeCでカメラをiPadを繋ぐだけで、一瞬でRAW現像できる準備が整います。もちろん、SDカードリーダでSDを読み込んでもOK。
iPadはどこへでも持ち運べるから、どこでもRAW現像ができる!
iPadは軽くて薄いので、カバンにそっと忍ばせるだけで、どこへでも持っていけます。
近場の喫茶でも、現像作業ができるのはもちろんのこと、それこそ電車での移動中や、病院での待ち時間なんかでさえも、現像に時間を費やせます。
また、パソコンと違って、端末に正対して座らなくてもよく、寝転びながら現像作業できるので、いつでもどこでも、気軽に作業ができて、カバンだけでなく、気持ちまでもがとても軽い。
iPad miniの第6世代も出たことだし、iPad Pro、iPad Airに匹敵するRAW現像端末になると思います。
画面の大きさで、編集のしやすいiPad Pro、iPad Airを取るか、持ち運びやすさのiPad miniをとるか。
悩ましい。
Lightroomの毎月の料金が安く抑えられる!
パソコン版(+iPad)のLightroomは、安くとも、1000円/月のコストが毎月かかってきます。写真が趣味なので、まぁしょうがないか?と思いつつも、年間で1万2千円。二年で2万4千円と、馬鹿にならないお金になります。
しかし、iPad用のLightroomを使う場合、なんと550円/月ですみます。これは、本当にお買い得。
パソコン版の半額の値段で同じようなことができるので、100年使ったら、50万円の差が出てきます。
これはでかい。
パソコン版とほぼ同等の機能
ちらっと触れた通り、パソコンのLightroomとほとんど同じ機能が使えます。
マウスでつまみを左右に動かすよりも、指やApple Pencilを使って操作する方が、直感的に使えます。トーンカーブなんかも、Apple Pencilあればバチバチにいじれるので、非常に使いやすい。
画面がでかくて綺麗で編集作業がしやすい!
iPad Proでやると、それはもう素晴らしく編集しやすい。画面でかいし、綺麗だし。
画面がでかいと、写真の細かいところまで見られるので、編集作業がしやすい、止まらない。エンドレス。
Apple Pencilがあれば完璧
忘れてはならないのは、Apple Pencil。
Apple Pencilは、パソコンでいうところのマウスのような役割にも使えます。Apple Pencilを使うと、わざわざ指を大きく動かす必要がなくなるので、非常に楽。
肩肘つきながら現像するのも、Apple Pencilがあれば、楽ちんです。
iPadOS15では、日本語入力もApple Pencilでできるようになったので、まさに鬼に金棒。
まとめ LightroomをiPadで使うと、人生が豊かになる
すごいね。
どこにでも持っていけて、いつでも現像作業ができる。しかも安く、使いやすい。
完璧じゃない?
あとスタイリッシュでかっちょよくない?
一度使ってみたら、快適すぎてやめられないこのシステム、ぜひ体験してみてください。
僕はiPad Proとカメラが両方入るカメラバックを探す旅に出ます。
今まで使っていた、ボルセッタではiPadを持ち歩きづらい。