iPhone14 Proを1日使ってみて思ったこと。満足感はあるけど、急ぎでない限りは、買う必要はない。
2022/10/02
iPhone14 Proを予約して、発売日に購入してきました。
昨日、1日使ってみて思ったことを書いていこうと思いますので、iPhone14、iPhone14 Proの購入検討をしている人は参考にしてみてください。
買ったのは、iPhone 14 Proの128GBのディープパープルです。
Apple StoreでのSIMフリーモデルなので、約15万円。
iPadもセルラーを使っていて、通信容量をお得に分け合えるワイモバイルでの運用です。
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目次
先に簡単な要点
まず、iPhone14 Proは、今回のスペックに対しては価格が高すぎです。
「円安を考慮すると、実は若干安い」という説を差し引いても、128GBで15万円という価格はえげつない高い。
Apple製品は製品寿命/コストのコストパフォーマンスが重要
iPhone3GS、また、だいぶ初期のMacから使っているので、今更他のブランドに買い換える気は無く、支払うべきコストに対して製品を長く使えるか、今後のアップデートに対応できるかという視点でアップル製品は見て、お買い得な時に買い換えるという思想で生きています。
例えば、10万円で2年使えるのであれば、1年あたり5万ですし、14万円で3年使えるのであれば、1年あたり4.7万円。
上記の場合、買うべきは後者です。
そういう風に買い替えを進めていくには、Appleがどういう方向を見ていて、どのスペックが最低必要になってくるかをちゃんとみる必要がある。
それは、ハードの仕様の切り方だったり、チップのエンジン、CPUなど、時と場合によって異なってくるので一概には何とも言えないけれど、大体、天啓みたいなのが落ちてくることが多い。
iPhone Xは個人的には名端末だった
iPhone Xの時は、かなりわかりやすかったです。
iPhone8とXの同時発売。iPhoneXはホームボタンなし、OLED画面でノッチあり、CPUはニューラルエンジン搭載。
Xは価格が高く、色々言われていたけれど、その後のiPhoneは全部X寄りのハードソフト構成に移行していったので、当時に8を買うよりもぶっちぎりで長く使えたと思っている。
結局、iPhone Xを5年使っていて、まだ使えなくはないけれど、あと一年使うのは若干苦痛の領域に入ってきてことから、買い替えを決断。
ゴーストタッチの故障も増えてきたし。。。
ということで、iPhone Xは5年前で11万円。一年あたり2.2万円というなかなかお買い得な端末だったといえる。
さて、iPhone 14 Proに話を戻すと、iPhone14 Proの15万円を一年あたり2.2万円という価格に抑えるには、なんと6.8年も使う必要がある。
色々と技術の発展が著しいスマホの世界で、7年という月日を生き抜けるかというと、いくらProモデルで最新機能が盛りだくさんだったとしても、なかなか厳しいように思える。
後で最新機能についてレビューしますが、そもそも今回のトピック機能も流石に7年もホットでいられるようなものではないので、あまりお買い得な端末ではないというのが、今回の結論です。
なので、急いで買うべき理由がないならば、iPhone15世代、もしくは16世代を待ちましょう。
世界情勢にも左右されることあるにせよ、この雰囲気だと、15もしくは16は、当たり世代になりそうな気がします
もしかしたら円安がもっと進んで、半導体ももっと不足して、iPhone15は17万円とかになってるかもしれないけれど。。。
もしくは、iPhoneのサブスク一択?
余談で、今年度末にiPhoneのサブスクが出るという話もある。
サブスクであれば、払う金額は一定なので、どの世代のiPhoneから加入しても、特に不利になったりはしない。
なので、本当に今年度末にサブスクが開始されるならば、今回のiPhone14 Proは、サブスクに加入して購入するのが一番良いと思います。
サブスクの適正価格みたいな検討も、今度してみたいですね。
iPhone14 Proの新機能を使ってみた
さて、要点だけにするつもりが長くなってしまいました。
新機能のレビューの方に入ってみようと思います。
今回レビューするiPhone14 Proの新機能/性能の一覧です。
これらの機能のために、今回はiPhone 14Proを購入したと言っても過言ではありません。
- ダイナミックアイランド
- カメラ性能UP
- 常時点灯
- 番外編:Lightningと指紋認証
新CPUはプロセスが変わっていないので、あまり期待はしていなかったです。
この点もiPhone 14 Proの製品寿命が短くなるポイントになりそうで若干不安です。書くと長くなりそうなので、書きません。
ダイナミックアイランド(Dynamic Island)
ダイナミックアイランドは、今までのiPhoneに存在していたノッチが、壁面から独立してできた島の名称です。
中にはカメラやらが入っていて、黒い孤島のようになっています。
なぜ、ダイナミックなのかというと、カメラなどの物理的な黒い囲いを、ソフトでうまく誤魔化して、横に広がったり、縦に広がったりとしながら、iPhoneの情報を表示してくれるようになったからです。
誰にでも思いつくけれど、あそこまで大々的に広告されてしまうと、さもすごい機能のように感じてしまい、何となくいいなぁと思ってしまいました。
でも実際に使ってみると、現段階で、ダイナミックアイランドは、大したことないです。
基本的にステータスバーと変わりない。
わざわざ宣伝するようなことでもないし、完全にマーケットにやられちゃっている。
でも欲しくなっちゃう。悔しい。
まだアプリの方が間に合っていないと思うので、今後に期待ですかね。
カメラ、やばすぎる
iPhone 14Proのカメラ、凄すぎです。
iPhone Xという化石を使っていたせいか、その進化具合にめちゃくちゃビビりました。
後で、カメラの個別レビューをするので、本記事では省略です。
書きました。
下記ご覧ください。
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常時点灯も意外に。。。
常時点灯、実は超期待していました。
だって、いつでも画面が表示されていて、iPhoneの情報がいつでも見えるんですよ。
めっちゃ便利じゃないですか。
ただ、使ってみると、別にいらないかも、と。
まず、僕の場合、iPhoneってほとんどポケットの中に入っているので、点灯している必要性が薄い。
画面が暗い状態でも画面タップすれば見えていたし、ポケットから取り出した時には、自動ですぐに点灯していたし。
見え続けているのは確かに微妙に便利だけど、なんかバッテリーが勿体無い感の方が上回ってしまう。
まぁ、これもこれからのアプリの対応具合で化けるかもしれませんね。
いつか、進捗についてレビューでもしてみます。
番外編:Lightningと指紋認証
14にUSB Type-Cが搭載されない、指紋認証が搭載されなくて残念だったという話をよく聞きますが、正直あまり期待しない方が良いと思っているので、個人的な考えを書いておきます。
USB Type-Cになる前に、穴がなくなる?
LightningからUSB Type-Cに変わる要因としては、直近としてはEU圏の法案に対策する必要性があるくらいでしょうか。
でもそれも2024年の秋からです。
あと2年の間にLightningからUSB Type-Cに変わったiPhoneが出るかといえば、たぶん出ないでしょう。
Lightningの次は、穴なしのiPhoneです。
そもそも、何のためにUSB Type-Cに変えようとしているのか。
充電であれば、MagSafeを使った方が断然楽。残る課題は充電スピード、もしくはバッテリー持ち問題だけです。
データ転送している人は、もしかしたら、必要なのかもしれません。
でも個人的な話で言えばAirDropなどで完結するので、ここ数年で、iPhoneの端子に何かを差し込んだ記憶はないです。
Appleとしても、穴なんて空いてない方が設計は楽だし、ケーブルも添付しなくて良くなるので、SDGs的にも良いですしね。
なので、USB Type-CのiPhoneは出ません。きっと多分おそらく。
出たらすみません。
画面内指紋認証は時代遅れ
Appleは以前から、スマホとしてのプライバシーの確保、安全性を非常に重視しています。
安全だからこそ、安心して使え、かつパーソナルなデータも扱えます。
なので、スマホをガードする認証方式は、安全性が最優先されます。
安全性という観点だと、顔認証は、指紋認証よりも圧倒的に優れています。
なんて言ったって、指紋認証が指紋という2次元の情報を扱うのに対して、iPhoneの顔認証は顔の凹凸という3次元の情報をもとに、セキュリティを設定しているからです。
また、カメラを見ないとロック解除ができないようになっていることから、睡眠中の安全性もある程度確保されます。
指紋は指を切り取って持ってくるか、指紋のコピーを持ってくればロック解除できますからね。段違いです。
ということで、iPhoneに今後、指紋認証が搭載されることはないです。
されるとしたら、顔認証を上回る安全性を確保できるアルゴリズムが確立された時でしょうかね。
少なくとも、画面に埋め込めるか、埋め込めないか、という話をAppleはしていないと思います。
ちなみに、マスクしていてもFace IDが動作するように設定できるので、マスクで苦しんでいる人は、設定してみてくださいね。
ということで、Appleのマーケティングに踊らされました
iPhone 14世代のAppleの策略にやられ、iPhone 14Proを購入してしまいました。
14と14Proの差別化を大きくし、なおかつ 14をあまり進捗のないスペックとすることで、新しいiPhoneを必要な人全てを14 Proユーザとする策略です。
14 Proが大した端末でなくとも、満足感に満ち溢れてしまう。
価格高騰でiPhone全体としての販売台数が振るわなくても、利益率が高くなる 14 Proを購入してくれる人が多くなってくれれば、Appleとしても成長を維持できます。
ということで、 14世代を買うのはあまり得策ではないので、待てる人は、15や16を待った方が良いです。
あぁ〜。でもディープパープルかっこいいんじゃぁ〜。
すべすべしちゃうんじゃ〜。