Textwellで出来る簡易ランチャーアクション、Launchwell
2015/12/31
photo credit: .robbie via photopin ccTextwellは編集画面に書いた文章をURLスキームなどを使って他のアプリに渡すことができる。それはそれでかなり便利なのだが、何個も転送先を設定するのは、その数だけアクションが作成され、邪魔だしあまりスマートとは言えない。
そこで、一つのアクションで色々なアプリへ文章を送信したり、起動できるランチャーを作りました。
使い方は至って簡単。調べたり送りたい文章の行にカーソルを合わせた後、アクションを実行。
するとこの通り、ランチャーが起動します。この中から好きなものを選択し、それをタップすると、カーソル位置に合わせておいた単語や文章が挿入され、目的のスキームが起動します。
ちなみにランチャーのデザインはiOS7風にしてみたけど、なんかおかしい。狂気を感じる。
Textwellの恐ろしいところはアクションをURLスキーム経由で実行するところ。これはDraftPadで求めてやまない機能でしたが、今回晴れて実装されたので、このように内部リンクからでもアクションを起動できるようになりました。
画像はランチャーからスナップをしているところ。
めんどく下がった結果がこれだよ、設定方法
やろうと思えばこれ自体を作ったりするアクションや内包したアクションも作れたかもしれませんが、やろうと思えませんでした。すいません。
そういうことで超アナログで設定します。
<a href="http://www.google.com/search?q=<@>">Google</a><a href="libhttp://www.google.com/search?q=<@>&callback=textwell:">Libing</a><a href="withever://search?<@>&callback=textwell:">withEver</a><a href="textwell:///executeAction?title=Add to Reminders">Add to Reminder</a><a href="textwell:///executeAction?title=Snap">Snap</a><a href="draftpad://insert?after=<@@>">DraftPad</a><a href="tweetbot:///post?callback_url=textwell:&text=<@>">TweetBot</a><a href="<@@>">Slpro</a><a href="myeditor://search?text=<@>">MyEditor</a><a href="rowline:///set?loc=cursor&view=text&callback=textwell:&text=<@>">Rowline</a><a href="seeq:///set?text=<@>">Seeq</a><a href="http://ja.wikipedia.org/wiki/<@>">Wikipedia</a><a href="http://eow.alc.co.jp/<@>">Eijiro</a><a href="http://kakaku.com/search_results/<@>">Kakaku</a>
アクションのソース部分にこのように書いてある部分があるかと思います。これがランチャーの正体です。ブログなどをやってる人はこれでだいたいわかるかと思いますが、やってない方もおられると思いますので、ちょっぴり説明しておきます。
<a href="http://www.google.com/search?q=<@>">Google</a>
例えばこれ、Google検索のランチャーはこんな風になっています。これをわかりやすく書き換えると、
<a href="URLスキーム">表示されるランチャー名</a>
となります。
この時DraftPadのアシストのように、<@>(<>は実際には半角)はカーソル行や選択範囲、<@@>(<>は実際には半角)は文章全部が入ります。
それを考慮してtweetbotに投稿するランチャーを作ると、
<a href="tweetbot:///post?callback_url=textwell:&text=<@>">TweetBot</a>
となります。
正直アクションをフォルダに入れるのと何ら変わりはないけれど、アクションからのアクション起動などは今後何かデカイものが来そうで期待できます。