Face IDとAlexaからみる将来の電化製品事情
iPhoneXを購入するに至った一番の理由は指紋認証が顔認証に変わったという点だった.他の理由ももちろんあるし,それはこちらに記してある.ただ,やはり一番何が気になったかと聞かれれば,顔認証と答えずにはいられない.
目次
顔認証のすごさ
一番すごい点は,自分が認証を行なっているという意識を持たなくていい点だ.例えば,Safariでパスワードを自動入力する時に,FaceIDが起動する.
指紋認証の場合だと,
- パスワード入力画面がある
- パスワードなんだっけ?
- 自動入力しよう
- 指紋認証を行う
- 自動入力
- Enter
脳内でこういう工程を経ることになる.
しかし,顔認証だと,
- パスワード入力画面がある
- パスワードなんだっけ?(顔認証中)(高速化でカットできる)
- Enter(自動入力)
というようになる.FaceIDが高速化されればされるほど,自分が認証を行なっているという感覚がなくなっていく.認証を意識せずともiPhoneの持ち主しかiPhoneを使えないというのは,それこそ最高の認証方法であろう.きっとAppleはそこを目指しているんじゃないかと,思わなかったり思ったり.
※FaceID使ったことがない人にはわかりにくい説明でごめんなさい.
音声操作
いままで,端末の操作は,自分がやろうと思ったことに対して,それを満たすにはどうすればいいかということを考えて端末にアクションを行ってきた.
しかし,Alexaをはじめ,スマートスピーカー,Siriなどは,それをカットしようとしている.自分がやろうと思ったことを口にすれば,それを勝手に裏でやってくれるからだ.
例えば,後でやらなくてはいけないことがあったとしたら,
- リマインダーを立ち上げることを決定
- 文書入力
- 日時入力
- Enter
とかかっていたものを,
- あとで,〜と教えてと発言
だけで終わらせることができる.まさにめんどくさいことを全てカットしてくれている.何をやらなくてはいけないかを意識することすらない.
まぁ,まだ音声操作の精度もあまりよろしくないし,機械がわかるように発言しないと何もしてくれないのでなにぶん不便だが,精度が改善されてくれば,本当に便利な操作手段になると思ったり思わなかったり.
つまり,なにが言いたいかというと
自分専用の秘書だな.うん.よくわからん.