Pythonistaでクリップボードを監視しつつログを保存するスクリプトを作った
目次
クリップボード監視について
iPhoneのクリップボードってなんで履歴を保存してくれないのでしょうかね。パソコンにも言えることなんだけども、このコピペ全盛期の時代になぜその機能をデフォルトでくっつけておかないのかすこぶる疑問です。安全性の観点からなのかな?
パソコンでクリップボードの履歴を保存するようにするのは結構簡単です。そういうソフトウェアを拾ってきてインストールするだけ。
しかしiPhoneの場合はそう簡単にはいきません。MyScriptというアプリを使ってクリップボードの履歴を保存することが、かつてはできていた時代もありました。しかし、最近ではアプリの更新も止まってしまい、クリップボードをちょめちょめできるアプリがぱったりとなくなっていました。(一回一回アプリを開いて直接編集できるアプリはもちろんありますよ)
そんな状況を打破するべく颯爽と現れたのがPythonistaというアプリです。クリップボードの変更履歴をいじれることはもちろん、普通のはアプリでは10分で止まってしまうバックグラウンドでの動作さえも解除してしまえるので、クリップボード監視ソフトを自前で作ることができるというわけです。
- 参考記事
- [FEATURE REQUEST] Hooks
- GitHub - ywangd/pythonista-tools-installer: Pythonista script installation made easy
紹介
Pythonistaを起動すると自動で動き始めるスクリプトです。自動で動かすようにする部分では、そういうことができるように後ほど細工をします。
起動した後は、scrapbookというファイルに日時とデータ内容が書き込まれるので、そこから文字を取り込んで煮るなり焼くなり好きなようにすることができます。
インストール方法
以下のGistからインポートしてください。
PythonistaにインポートしたScrapBook.pyというファイルをModule&Templateというフォルダの中のsite-packagesというフォルダに突っ込みます。
このフォルダはの中にあるpythonista_startup.pyというファイルは、Pythonistaが起動された時点で起動するスクリプトを設定できるファイルです。
ここにファイルをぶっこんだ後、pythonista_startup.pyの中に、import ScrapBook と記入します。
これで準備は完了です。
使ってみて
まだ思ったより便利になった気はしない。これをつなげる受け先がいないとただクリップボードの履歴を取得し続けるただのプログラムですからね。そこらへんはおいおいなんか作っていきましょう。
というか保存方法をCSVファイルとかに変えておいたほうがいいような気がする。そっちのほうが後々べんりですよね。