Pythonistaで選択した行を一気にインデントするスクリプト
2016/06/18
Pythonista生活楽しんでいますでしょうか。
最初は全く意味わかんなかったPythonも、慣れれば簡単なスクリプトはすぐに書けるようになると思います。
Pythonista 3
カテゴリ: 仕事効率化, 教育
前回はシェアエクステンションを使ったスクリプトを作りましたので、今回はPythonistaのエディタとして機能するスクリプトを作ってみました。
Pythonistaは他のアプリから受け取ったデータの改竄だけじゃなくて、自分自身をいじることもできるんですね。すごいですよね。
- 参考記事
- editor — Functions for scripting Pythonista’s text editor — Pythonista Documentation
- 文字列検索系メソッド find, index, startswith, endswidth | Python Snippets
作ったスクリプトは選択した範囲のインデントやアンインデントを自動で行ってくれるスクリプトです。
元にしたのは公式のコメント行をほにゃららするあのスクリプト。というかほとんど同じだけど。
使い方
まずこないだと同じように、何らかの方法でこれとこれをPythonistaに渡します。
渡したら、右上のレンチアイコンをタップして、右の方のEditボタンを押して、ここにアイコンを新規登録します。
先ほど突っ込んだスクリプトを設定し、アイコンを自分がわかりやすいものに変えたら登録は終了です。
これでいつでもどこでも登録したスクリプトをエディット中に使うことができます。
ちなみにIndent.pyの方は、選択した行を全部一個ずつインデントします。逆にUnindent.pyの方は、選択した行のインデントを全部一個ずつ取り除きます。
Pythonはインデントでコードの区切りを見ているスクリプトです。
なので、あるスクリプトを書いているときに、ちょっとここ変えてみようと思ったときに結構な行のインデントの変更が必要な時があります。
それをiPhoneやiPadでちまちま一個ずつやっていくのはあまりスマートじゃないので、こうやってワンタップで変更できるようプログラミングを駆使してバシバシ効率化していきましょう。
【追記】
選択範囲を展開した時に出るポップでインデントとアンインデントできましたね。なんかおかしいなと思ってました。はい。