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ブラックジャックによろしくが二次利用が無償に

      2015/12/31

漫画家の佐藤秀峰さん(38)が自作の漫画「ブラックジャックによろしく」の映画化や外国語版の制作など、あらゆる2次利用を来月15日から無償で認めると発表した。著名なプロの漫画家が作品の利用を自由化するのは極めて珍しい。

「ブラック~」は厳しい医療現場で悪戦苦闘する研修医らの姿を描く。佐藤さんは映画化された「海猿」も手がけた。自ら代表を務める会社が電子版漫画の配信サイト「漫画on Web」(http://mangaonweb.com/)も運営する。

自由化はそのサイトで発表した。アニメ化、関連グッズの制作・販売なども例示。作品は既にサイトで無料公開しており、複製やネット配信、書籍化も第三者に認める。佐藤さんは「インターネットは情報をどこまでも拡散できる。この設計思想は著作権という考え方と対立する。拡散、共有されることで、著者にも利益が入る仕組みができないでしょうか」と書いた。

ネットでは「フリー(無料と自由)」は熱い喝采を浴びる。実際、サイトには「漫画というジャンルにおいては生き残る重要な手段の一つ」といった感想が寄せられ、ネット上の掲示板やツイッターでも「未来を創造する試み」などと話題が広がっている。こうしてファンが増えればその数を武器に収益を得る道も探れる、という思いもありそうだ。

ジャーナリストの津田大介さんは記事などをツイッターで無料配信し、約22万人の読者を獲得し、より強い関心を持ってくれた数千人に有料のメールマガジンを発行している。無料の漫画で読者を集め、広告で収入を得る試みもある。

著作権法に詳しい上野達弘・立教大教授は「今回の取り組みは、プロの作者が自ら作品をパブリックドメイン(公有物)として世に開放するもので、珍しい。ただ、名誉など精神的利益を守る著作者人格権は放棄できないというのが通説。わいせつな物語にしたパロディー版も許すのかなど、詳細なルールを定めておかないと後にトラブルになる恐れがある」と指摘する。

http://digital.asahi.com/articles/TKY201208290164.html?ref=comkiji_txt_end_kjid_TKY201208290164

このままいろいろな著作物がこの流れに乗ってくれるとお財布にとても優しいんですけどね。

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ー 著者:ひょさか ー
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