チューブラータイヤをリムテープを使って取り替える
2015/12/31
ちょっと代官山に用事があり、久しぶりに自転車を使おうと思ってガレージにロードをとりにいったらこの始末、タイヤがかなりさけていました。このタイヤに替えてからまだ1000もはしってないんだけどそこは安物ということで目をつぶりまして、今回はチューブラータイヤをリムテープを使って交換する方法でも書いておこうと思います。
今回は後輪を交換するので、いや、後輪じゃなくてもそうですが、タイヤを自転車本体から外します。
自転車それぞれだと思いますが、普通はこのバーを手前に倒せば外れるようになっています。僕は昔それを知らず、力ずくでゴリゴリ回して止めようとしていたため、このように塗装がはがれ、錆びてしまっています。気をつけましょう。
汚かったら拭いておきましょう。僕は時間がなかったので外でやっていますが、リムテープなどを張るときは家の中でやった方がいいのではないかと思います。ということで、家の中が汚くなるのが嫌な人は拭いておきましょう。
空気を抜いてから外側についているチューブラーをはがします。
時間的には長く使っていたためか、ものすごい堅さで、はがすのに30分くらいかかりました。指も痛くて泣きそうでした。
ポイントとしてはテコの原理的なものを借りるといいでしょう。ちょっとタイヤを奥に押し込んでリム側にエイっと押し下げる感じです。気づくのが遅れて死にそうです。
錆びていますね。
リムテープなどを使っていた人はたぶんこのようにリムテープのゴミが残っていると思います。これをきれいに取り除きましょう。僕はめんどくさいのでいつもやっていません。
ゴミをはがし終わったらリムテープを貼る時間です。
僕が毎回使っているのはこのMITAYAのリムテープです。可もなく不可もなく安いですし、何よりこれ以外に売っているものをあまり見つけません。
だいたいこのサイズのもの一個で二周半くらいの量があります。
それをこのように、バルブの場所に張らないようにして一周させます。
一周させ終わったら、この端っこの部分をぺろっと同じ側にはがしておいてください。
端っこをちょこっとだけはがし終わったら、いよいよタイヤを回りにはめ込みます。一人でやるときはそれなりに頑張ることになるので、それまでになるべく手を休めておきましょう。僕もてこの原理を借り忘れて死にました。
この画像のように今日の夜使う予定だった買ったばかりの歯ブラシを、地面に引っ掛けるようにして、そこを起点とし、グイッと手で回し込みます。
大体1~2気圧くらいタイヤに空気を入れてください。
ここで、センターだしと呼ばれる行動を起こします。何かというと、タイヤのハブを両手で持ち、タイヤを一周させて、タイヤがちゃんとど真ん中にはまっているかを確認するのです。職人の質が一番現れそうな感じを醸し出しています。
センターだしが終わったら、さっき横からピロッとはみ出させておいたビニールを取り除きます。さっきピロンと出しておいたビニールの端っこを使うので、チャンスは二回まで、途中で切れたらアウトです。慎重にやりましょう。リム側に押し付けるようにすーっと引いていく感じです。
あまり早く引きすぎると切れます。
あとは膨らませて終了。人によっては膨らませる前に、テープとリムの凹凸をなくすとかで、タイヤの上からリム方向に指で押し付けたりもするそうですが、面倒くさいので僕は無しの方向で。
僕は大体7〜8気圧くらいを保つようにしています。そこらへんはタイヤの注意事項をご確認ください。
2週間ぶりくらいに自転車人乗ったけどやっぱりいいですね。特に春は。