GarretCafe

楽に生きる.心と持ち物,手ぶら生活のすすめ

                            

ラオス/ルアンパバーン5日目 ファタケ植物園

最終日は起床したのが10時くらい。K君がいないとダラダラしがちの人生だ。今日の19:00にハノイ行きの飛行機が飛ぶ予定で、2時間前の17:00には空港に向かう必要がある。

それまで半日何をするか考えたところ、昼のUTOPIAに行ってゆっくりするか、ルアンパバーンの行ったことがない観光地へ行くかの2択で最終的に迷った。結局、未知のものに憧れてしまう習性を拭うことができずに、行ったことのない観光地へ行くことにした。

こちらがホテルで出てくるモーニング。ラオス最期のモーニングだ。ラオスは基本的にお茶がうまい。

旅立つ準備。今回の旅でも愛用のZERO HALLIBURTONのスーツケースが大活躍だった。小さいのに本当に頼れるやつだ。安心感が違う。

出発の準備が整ったら、チェックアウトをした。荷物を預かっていてくれるというので、スーツケースを丸ごと預けて最終日のルアンパバーンへ繰り出した。

出来立てホヤホヤの植物園 Pha Tad Ke Botanical Gardenへ向かう

最終日、ゆっくり過ごしつつも観光を楽しみたいと思ったらここしかないと思った。2016年だか17年だか18年だか忘れたが、最近完成して今現在もいろいろ頑張っているルアンパバーン初の植物園だ。

ルアンパバーンから船で川を渡ったところに植物園があり、チケットはルアンパバーンの街で買える。この看板が目印だ。

チケット売り場に入ると陽気な欧米人が出迎えてくれた。植物園を作ったものの人が思ったより来ないのか、どこでこの植物園の存在を知ったのかをひっきりなしに気にしていた。船を待つ間に水をくれたり植物園の本を貸してくれたり色々とかまってくれた。

船は1時間刻みくらいででており、それに乗らないと植物園には行けない。

メコン川の船旅は2回目になるが、こちらの船の方が綺麗で気持ちよかった。15分ほど船に揺られると植物園に着く。

この日はラオス旅の中で一番の快晴日で、川の上がすこぶる気持ちいい。

入り口に着くと風情のある船着場が迎えてくれる。この泥まみれの階段を上るとこの入り口からは想像できないほどちゃんとした植物園が現れる。

まず受付に着くと、植物園の説明をしてくれる。今回は僕1人だったので、マンツーマンでしっかりと教えてくれた。かなり好感が持てる説明であった。

要約すると、園内はいくつかのグループに分かれており、そのグループでコンセプトがあるので楽しんでねという内容であった。

なんとなくパノラマで写真を撮りたくなる景色。

順路通りに進んでいくと、最初に出てくるのはジンジャーガーデンというグループだ。生姜の木がいっぱい生えている庭のようなもの。

中身はこんな感じ。とにかく周りに人がまったくいない。いないと言うか僕しか植物園を歩いている人がいない。快晴の中、虫の音や羽音が聞こえるほど静かな植物園を1人で歩けることなんておそらく一生ないことだと思うので、これだけで来てよかったと思える。

ただ、人がいないだけあって、蜘蛛の巣が結構な頻度で顔に引っかかる。
そしてたまにしか来ない獲物がやっときたぞとばかりに、恐ろしいほどの数の蚊が僕に襲いかかってきた。植物の説明の看板が立ててあったりするが、立ち止まった瞬間に蚊が2、3匹体のどこかしらにくっついてくるので、植物をゆっくり見る余裕がない。まぁ、半袖半ズボンにサンダルで来た僕が悪いのであろう。これを見た賢明な諸君は最低限虫刺され防止スプレーを持っていくと良いだろう。
僕はラオスで刺された蚊の数の半分以上をここでくらった。

道はそこそこ整備されており歩くだけで本当に気持ちがいい。ゆっくりと歩くと蚊が来るのでせかせかしないといけなかったが、時間を忘れてゆったり散歩できる。

受付で説明された通り、洞窟への道は閉ざされていた。タイの洞窟で事故がこないだ起きていたが、そうならないように雨季の間は封鎖されているらしい。

看板で芝生の上を歩かないでくださいと書かれているのかなと思いきや、芝生の上を歩いて下さいと書いてありびっくりした。晴れた中芝生の上を歩くのはとても気持ちが良かった。まぁ蚊がいるのでゆったりはできない。

蚊がいてよく見る余裕はなかったが、蝶々もそこそこいた。クワンシーの滝の近くにも蝶々の博物館があるらしく行ってみたいと実は思っていた。ラオスには綺麗な蝶々が沢山いる。
ちなみに、この写真を撮るのに蚊からのダメージを4発くらい受けている。

マックス5人までと書かれた強度が不安な展望台。蚊がいなければゆっくりできたと思う。

ルアンパバーンの街並みが見渡せるかなり眺望がいいスポットであった。繁忙期にはここのベンチには長蛇の列ができるのであろうから、蚊からのダメージを受け流しつつベンチに2分ほど座ってみた。

ここらへんはヤシ科の植物がいっぱい生えているところ。ラオス感はない。同じ植物園といえども、シンガポールの植物園とはまた趣が全然違う。

こちらはバンブーガーデンという竹がいっぱい生えているところ。自分の心象風景に語りかけてきそうで、絶妙に語りかけてこない感じのところであった。

小さくて緑の可愛い蛇を見かけた。

帰り道はずっと竹に囲まれた遊歩道になっていた.ここら辺になると風が少し吹いていることもあって蚊が少なくなっていた.ゆったり歩いて帰ることができた.

こちらは睡蓮の池.メゾンダラプラの池の完成度が高すぎて特に感動は覚えなかったが,綺麗で小さい虫がいっぱいいてかなりテンションが上がる.イトトンボなんて何年ぶりに見たんだか覚えていないくらである。

右のほうに見えている茅葺の家は植物園に併設されているカフェ。これからここに向かう。

カフェにてゆったりランチ

このカフェがほんとうにいい。睡蓮の池を見ながらひたすら時が進むのを楽しむことができる。植物園に行くならとりあえず行った方がいい。
個人的にはここでゆっくりできるのが植物園での1番の幸せでは無いかと思うほどだ。

席に着くと、三種類のお茶を試飲させてくれる。その中で気に入ったものがあると、それを何杯でもコップに入れて持ってきてくれる。
持ってきてくれるのはハイビスカスティー、ベールティー、レモングラスティーの3つだ。

レモングラスティーが好きなのは当たり前として、個人的には初めて飲むベールティーというのがかなり気に入った。ベールというのはミカン科のフルーツで、古くから薬効的価値の高い果実としてインドでは知られているものらしい。

美味しすぎて3回くらいお代わりさせてもらった。あまりにも同じものを頼むので、店員さんから美味しいの?と聞かれ、それをきっかけに話が弾み、フェイスブックを交換する仲にまでなった。
また、その店員さんがお土産にベールのドライフルーツあるよというので、30000キープで買って帰った。

ラオスの春巻きはあまり好きじゃ無いが、ここの春巻きはそこそこ美味しかった。フルーツのシェイクと一緒にいただいた。

入り口近くにある撮影スポットからメコン川を撮る。これが最後のメコン川だと思うとかなり寂しい。

最後の街ブラ&マッサージ

植物園からルアンパバーンの中心に帰ってからは徒歩で街を歩きながら昨日行ったマッサージ屋へ向かった。

マッサージ屋へ向かう最中、雲行きが怪しくなってきたので先を急いだが間に合わずに雨に降られた。木の下でどうしようか考えていたら、兄ちゃんが軒下こいよと誘ってくれたのでお邪魔した。

日本人?という会話から始まり色々と話した。スコールの中、軒下で雨宿りしながら現地の人と話すというのもとても風流に感じられて心が踊る。
タクシーの運転手っぽい感じがしたので、聞いてみるとそうだとのこと。『17:00に40000キープで空港に行きたい』と伝えると、笑いながらOKしてくれた。いきなり相場ギリギリのところを言われて驚いたのだろう。

雨も止み始めていたのでまた後でと挨拶をしてマッサージ屋へ急いだ。

時間がなかったので足のみのマッサージにしてリラックスをした後、ホテルへ向かった。何十回と通ったこのナイトマーケットへの入り口の交差点もこれで最後かと思うとすごい寂しい。
あれほど面倒臭かったトゥクトゥクおっさんの『レディ ブンブン』の声もこうなってくると恋しくなる。

ホテルの前でちょうど雨宿りの時のタクシーの兄ちゃんが向こう側からホテルへ向かってくるのが見えた。手を挙げるとパッシングで返してくれた。

ホテルに預けていた荷物を受け取りトゥクトゥクに乗る。これが最後のトゥクトゥクだ。

20分ほどゆったりと揺られ、空港に着く。

ルアンパバーン空港にて

トゥクトゥクの兄ちゃんと2人で写真を撮り、名刺を交換してさようならをした後、空港内で手続きを開始した。東南アジアの空港あるあるの通り、手続きの人間にやる気がなく、列の進みがすごい遅い。
それでもやっとこさチェックインを済ませた。

飛行機に乗るということで、4日間ずっと履いていたサンダルとここでさようならをすることにした。本当は日本に持って帰りたかったが、手荷物の関係で日本から履いてきた靴かこのサンダルのどちらかを廃棄しなければならず、申し訳ながらこちらを選択した。

おもて面が畳ということもあり、とてもは着心地良く、コスパ抜群のサンダルであった。ありがとう。

この時乗る飛行機がルアンパバーン最後の飛行機だったらしく、空港内は19:00前にしてお店がほぼ閉まっていた。

搭乗手続きが始まったので飛行機に乗ってみても、中はすっからかんだった。上の棚に置いてある荷物が少なかったおかげで、離陸の時の加速度に耐えられず、棚のスーツケースが後ろに吹っ飛んでいった。

帰るときに寂しくなったらその旅は勝ちだよとK君のいう通り、ラオスは本当にいいところであった。これからベトナム、ハノイでのトランジットを含めて次の日の朝に日本に着く。楽しかったルアンパバーンの思い出を振り返りつつ、暗い中窓からうっすらと見えるメコン川とナムカーン川にさようならをしながら飛行機は飛び立った。